こんにちはー。くまぽろです。
有段までの道のり、第39話です。
基本死活の1つ、隅の六目形の基礎知識をまとめました。
隅の六目形まとめ
今回は、隅の六目形の総集編です。
これまでにやってきた基本的な形を
1つずつ思い出して復習して、
実戦で使える知識として定着させていきましょ〜。
単純な六目の形
まずは、3×2の単純な六目形から。
これは黒から打っても生きないという、悲しい形です。笑
まずは「この形はだめ」ということを覚えましょう。
黒が手を入れてきたとき、
白がどう対処すればいいかわからない!という方は、
以下の記事で詳しく復習できますよ〜。
こんにちはー。くまぽろです。 有段までの道のり、第35話です。 以前に、道のり第23話〜27話で 隅の最小形の基本死活を取り上げましたね。 今度は、隅の六目形について また1つずつ形を見ていきながら、 覚え方を整理し[…]
ちなみに、実戦ではこんなにきれいな形には、なかなかなりません。
例えばこんなのとか…
こんなのとか…。
まわりに石が増えてますが、
結局眼になるところは隅の部分しかありませんよね。
つまり、上の図と同じでこれらも、黒から打っても生きません。
もっとにょきにょき黒が中央までノビていても、
他の石とつながっていなくて、隅以外に眼になるところがなければ、
結局同じ形なんです。
こんなふうに、死活的に同じ形かどうか
ということを意識して見ることが大切です。
片ヒゲ
次は、3×2の形から
片方にヒゲが生えた(=マガリがある)バージョンです。
まず、長辺にヒゲが生えた場合から。
黒から打てば生き、白から打てば死ぬ、という状態でしたね。
短辺にヒゲが生えた場合も同様です。
どちらも白として殺すならヒゲのある方をハネればいいだけですが、
黒が守る場合は打つべき最善の場所が違うので要注意です。
詳しい変化は以下の記事に載っています。
こんにちはー。くまぽろです。 有段までの道のり、第36話です。 前回に引き続き、隅の六目形について。 今回は、ヒゲのある六目形の 基本死活を見ていきます。 -> 第1話から読む -> 前回のお話 &[…]
両ヒゲ
最後に両方にヒゲが生えた形です。
これは白から打たれても黒が生きている完璧な形でした。
白から何か打たれた場合の対処については、
以下を見てみてくださいね。
こんにちはー。くまぽろです。 有段までの道のり、第37話です。 引き続き、隅の六目形の基本死活について 理解を深めていきましょ〜。 今回は、両方にヒゲのある場合です。 -> 第1話から読む -> 前回のお話 &[…]
そして、とてもなじみ深い
星に三々入りするオーソドックスな定石も
駄目が詰まると同じ形だよ、というお話もしました。
こんにちはー。くまぽろです。 有段までの道のり、第38話です。 これまでに隅の六目形の基本死活を学んできました。 今日は実戦で一番よく目にする形を通して、 対局で使える知識にしていきましょ〜。 -> 第1話から読む […]
ここまでわかっていれば、六目形の基礎は完璧です!
囲碁くま詰碁アプリの基本死活パックでは
もう少しだけ発展した形も出てくるので、
気になる方はぜひチャレンジしてくださいね〜。
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おわりに
隅の六目形シリーズを読み終えたみなさん、
おつかれさまでした!
この形は、本当に実戦でとてもよく出てくるので、
何度も復習して自分の中で完璧にしていってくださいね。
特に、時間制限のあるネット碁や大会での対局では、
このちょっとの知識を持っているかどうかで
棋力に差が出ると思います。
以前に、「隅の最小形」という
別の基本死活も取り上げているので、
まだ読んだことがない方はそちらもどうぞ〜。
こんにちはー。くまぽろです。 有段までの道のり、第24話です。 今回からさっそく 基本死活の具体的な形を取り上げていきます。 -> 第1話から読む -> 前回のお話 隅[…]
次の有段までの道のりシリーズは、
くまぽろが囲碁を始めてから
1年ほど経ったときのお話を書こうかなと思っています。
お楽しみに!