【有段までの道のり 25】基本死活:隅の最小形2

こんにちはー。くまぽろです。

有段までの道のり、第25話です。

前回に引き続き、隅の最小形について
理解を深めていきましょ〜。

-> 第1話から読む
-> 前回のお話
 
 

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相手がまちがった受け方をしたら

前回は、白が左からオサエてきたときはこう、

下からオサエてきたときはこう、

というのを覚えましたね。
 
 
では、対局相手がこの受け方を
間違って打ってきたら
どうなるでしょう…?

そう、上記が正しい受け方、ということは
他の受け方をすると「死に」もしくは「コウ」になります。

しかしその場合の対処を知らないと
やはり実戦で正しく打てないかもしれませんよね。

なので、今回は間違った応手への対応を
覚えていきましょ〜。
 
 

間違い応手への対応1

下の碁盤は、
石を置きたいところをクリックすると、
実際に碁石を置くことができます。

右下の四角に
水色のチェックマークが出れば正解です。

白が応手する限りは、不正解の場合も
「不正解」とコメントが出るところまで打てます。

間違ってしまった場合は、
◁のボタンで1手ずつ戻すことができます。
 
 
さて、本来は2-2のグズミで
受けなければいけないところを
カケツいできました。

どう打ちますか?

 

 

難しいよー!という方は
?ボタンを押すと正解が見られます。
青い色の番号が正解の選択肢です。
 
 
この形は黒先コウです。
どちらがコウに勝つかで白の生死が決まります。


 
 

間違い応手への対応2

こちらもやはり本来はグズむところを
右の2-1に打ってきました。

どう打ちますか?

 

 

この形は黒先白死です。

一応、最後の形まで補足しておきますね。
最終的に下図のようになるので、白は死んでいます。

欠け眼については以前解説しているので、
わからない〜という方はこちらの記事をどうぞ。
 
 

まとめ

どちらの問題も本来は、
下をオサエえられたら2-2へグズむのが正着です。
白の間違った応手への対応も覚えておきましょう。
 
 

次回も引き続き、
隅の最小形の他のパターンを解説します。

お楽しみに!
 
 
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今回紹介した形ももちろん出てきますよ〜。
白の応手が複数パターンある場合もあり、
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ではでは。
 
 
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