【有段までの道のり 9】小目の定石を4つ習う

こんにちはー。くまぽろです。

有段までの道のり、第9話です。

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次は小目の定石

級位者のみなさん、
序盤の隅の打ち方はどうするか決めていますか?

わたしは囲碁カフェに行くまでは
ネットか何かで
「星に打つと簡明でわかりやすくなることが多い」
と読んだので、

とりあえず自分が打つ2つの隅は
星に打つことにしていました。
 
 
でも囲碁カフェで
星と小目の定石を4つずつ習ってからは、
1つは星、1つは小目に打つようにし始めました。

理由は単純。
習った定石を実戦で使って覚えるためです。

もちろん知らない形になることも多いですが、
それがまた新しい勉強の機会になります。
 
 
今日はその習った定石の後半、
小目の4つを紹介していきます〜。

小目へのカカり方は
簡明な流れになりやすい一間高ガカリから
覚えるのが良いと思います。

今回の4つの定石もすべて
一間高ガカリから始まります。
 
 

 
 

小目の定石1

まずは小目でとてもよく打たれる
ツケヒキ定石から行きましょ〜。
 
 

 

 

カカッてきた白石に黒が「ツケて」
白がハネたら「引く」ので
ツケヒキ定石と呼ばれています。

黒が引いたあとに
白がカタツギではなく、
カケツギで打つのもあります。

カケツギの場合は、
そのカケツいだ石から三間にヒラくのが定石です。


↑カケツいだ場合
 
 

小目の定石2

では2つめ。
これもとても簡明なワカレです。
 
 

 

 

ちょっとツケヒキ定石に比べて、
黒は地の大きさとしては譲っている感じですが、
その分、強くしっかりした形になっています。
 
 

小目の定石3

今度はハサむ定石です。
 
 

 

 

この変化は、当時のわたしにとっては
とても複雑で覚えにくかったです。

向きを変えて何度も練習した記憶があります。
 
 
最近はこの定石は
打たれることが少なくなったみたいですが、
知らないとけっこう悩んでしまうと思うので、

余裕があれば覚えたらいいかな〜と思います。
 
 

小目の定石4

最後の4つめです〜。
これもハサむ定石です。
 
 

 

 

お互いに中央に進出しながら
戦っていく形になります。

これはとても
石の動きがわかりやすいですよね〜。
 
 

囲碁の夢を見る

この日は
囲碁カフェでたーくさん教えてもらって
大満足して家に帰りました。
 
 
とてもとても楽しすぎたようで、
ふとんに入っても碁盤が頭に浮かんで、

「白がこう打ってきたらどうしようかな〜」
とか考えたままウトウトしていたと思ったら、

気づいたら一瞬で朝になっていました。
 
 
囲碁のことを考えて眠りについたら、
そのまま夢でもずーっとその続きを考えていて
ふと目を開けたら朝日が差し込んでる…。

夢中になりすぎですね。笑
 
 
でもそのくらいおもしろくて楽しくて、

わたしはすぐに
「日本棋院の教室も囲碁カフェの教室も
どっちも通おう!!」
と決意しました。

当時の棋力は15級くらい。
ここから初段を目指す道のりが始まりました。
 
 

つづく

こうして本格的に
囲碁に取り組みはじめたくまぽろ。

次回は、
2つの教室でそれぞれどんなふうに
学んでいったかお話していきます。

お楽しみに〜。

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