【有段までの道のり 11】1週間の囲碁生活。検討はとても大事!

こんにちはー。くまぽろです。

有段までの道のり、第11話です。

-> 第1話から読む
-> 前回のお話
 
 

スポンサードリンク

1週間の囲碁生活

2つの教室に行きはじめたことと、
ネット碁のKGSをはじめたことは
前回までにお話ししましたね。

ここでちょっと
どんな感じで1週間を過ごしていたのか
振り返ってみましょう〜。
 
 
火曜:
夜、日本棋院の級位者教室。
前半はプロの先生の講義で、後半は生徒同士で対局します。
 
 
日曜:
午前中に囲碁カフェの教室。

そのまま囲碁カフェでお昼ごはんを食べて、
囲碁フォーカスを見てNHK杯を見つつ、
だんだん眠くなってくるので(笑)

そしたらまた他のお客さんと対局。

夜までずっと囲碁カフェにいる日。
日曜は平均3局くらい対局。
 
 
その他の曜日:
ネット碁を1日に1局打ちたいと思いつつ、
上記の教室の日はなかなか打てないし、
仕事で打てない日もやっぱりあります。

なので、ネット碁対局だいたい
週に3,4局くらいしていました。


↑こんな感じで毎週過ごしていたので
合わせると、1週間に7,8局打っていた感じですね〜。

もうとにかく囲碁が楽しくて、
対局ができるようになったことが嬉しくて、
囲碁のことばかり考えていました。
 
 
この時期、人と話しているときにも
ふと盤面がちらついたりすることがあるくらい
囲碁にはまっていました。

(テトリスなどのパズルゲームをやりすぎて
終わった後もふと画面が浮かぶ現象に
なったことある人いますかね…?(いないか…)

もし、いたとしたら
どんな感じか想像できるかもしれません。笑)

 
 

級の目標

ちなみに、棋院の教室でも
わたしは最初15級からスタート。

そして、その2、3週間後に始めたKGSでも
最初は15級からスタートしました。
 
 
見返してみたら、
棋院の教室の昇級条件の紙がまだとってありました。


 
 
級が上がっていくごとに
ちょっとだけ条件が厳しくなっていく感じですね。
 
 
ちなみにKGSは
何勝したら昇級と決まっているわけではなくて、

勝つとグラフが上がっていって
次の級のラインに到達したら昇級、
という感じでした。
 
 
とりあえず15級と級が決まったら

「これから10級になって、一桁級になって、
そしてゆくゆくは初段に…!」

ってみんな思うものですよね〜。
わたしもやっぱりそこを目指してがんばっていました。
 
 
「一年で初段になりたいな…
む、むりかな…?なれるかな…?」

とぼんやり思っていたら、

囲碁カフェの席亭さんが
「がんばればなれますよ〜」と言ってくれて
とてもやる気がでました!
 
 

対局の検討が(たぶん)一番大事

振り返って思うに
1週間にまあまあの対局数を打つだけでなく、

それを強い人に検討してもらって
次の対局に活かそうというサイクルができていた
ことが
とても良かったと思います。
 
 
棋院の教室も、生徒同士で打った対局を
先生が検討してくれました。

先生一人で10局かそれ以上
見なくちゃいけないので時間は短いですが、

反省点を必ず1つは
要所にしぼって教えてくれました。

特に自分で対局が再現できない人には、
途中までの棋譜をかるくメモしておいてくれて

あとで検討することが
できるようにしてくれていました。
 
 
それから囲碁カフェの教室では、
今週打ったネット碁のどれかを
検討してプリントにして渡してくれていました。
 
 

↑こんな感じ。

これも要点をしぼりつつ、
ふだん教えてくれている内容に沿った考え方を
右に書いてくれています。

この「弱い石につけるな」
このあと3回くらい連続して指摘されて
だんだんやらなくなります。笑
 
 
もちろん囲碁カフェで打った対局も
検討してもらえるので、
フィードバックをもらえる機会が
とても多かったと思います。
 
 

強くなるには

「囲碁が強くなるにはどうすればいいか?」
という質問には、

けっこうな確率で
「詰碁」
という答えが返ってくるかもしれません。

これはもう間違いないことで、
詰碁は読みの力や死活を見極める力を養うための
とても良い勉強法です。
 
 
でも、でもでも!

わたしはそれと合わせて
強い人に検討してもらう」ことを
強くおすすめします〜。
 
 
自分で考えても、なんで負けたのかって
よくわからないことが多いんですよ。

わたしはいまは三段で打っていますが、
自分では「ここが悪かったかな?」って思っても

強い人に見てもらうと
「そもそもずっと前のこれが良くない」とか

もう全然違った角度から指摘が
飛んでくるんですよ。笑
 
 
囲碁を始めたばかりや、
級位者の方なら尚更です。

強い人に指摘してもらったほうがずっと早く、
何が悪かったのか気づく
ことができます。

次に同じようなケースで
同じことをなるべく繰り返さないために
とてもとても大事なことです。
 
 
まぁ言われても、
ついまたやっちゃったりするんですけどね〜(^ – ^;

でもわたしみたいに3回も
「弱い石につけるな」って太字で書かれたら、
さすがにわかってきます。笑
 
 
なので、「強くなりたい!!」という人は
ぜひぜひお近くの信頼できる強い人に
「検討をしてもらえませんか?」って聞いてみてください。
 
 
手がまだ覚えられない人は、
相手に「棋譜をとってもいいですか?」って一言聞いて、
棋譜をとりながら対局するのもアリです。

スマホの無料アプリでも棋譜をとれるので、
調べてみてください♪
 
 

つづく

今度は、最後にちょろっと出てきた
詰碁の勉強のお話をしようかな〜と思います。

次回もお楽しみに!

ではでは、また〜。

-> 【有段までの道のり 12】詰碁の本の取り組み方