こんにちはー。くまぽろです。
9路や13路で
「まぁなんとか打てる!」
という状態になったら、
とにかく対局を重ねることが
一番早い上達法です。
今回は、スマホで気軽に
囲碁のオンライン対局ができる、
「囲碁クエスト」というアプリを
紹介します。
囲碁クエの使い方
「囲碁クエスト」は
囲碁をする人たちの間ではかなり有名なので、
略して「囲碁クエ」と呼ばれています。
インストールすると、
最初にIDを決めるように促されます。
IDは公開される自分の名前みたいなものです。
ローマ字や数字の組み合わせで、
まだ誰かに使われていない名前なら何でもOKです。
わたしは「kuma_poro」というIDにしています。
IDが決まったら、さっそく対戦してみましょ〜。
トップ画面で「対局開始」を押すと、
9路、13路、19路のどれで対局するかを
選ぶ画面になります。
(19路は、オンラインの人が
1000人以上のときだけ打てるようです。)
ここでは、9路を選びました。
マッチング中・・・。
マッチングが完了して、
対局が始まりました!
あとは普通に打っていって、
最後に駄目も全部詰めて
「もう終局だな」となったら、
右上の「パス」ボタンを押します。
相手もパスしてくれば、それで終局となります。
終わったら検討ができる
終局すると、結果画面が出ます。
(9路や13路より19路がすきなので、
囲碁クエをあまりたくさん打っていないため、
まだ24級になっています・・・(:3_ヽ)_)
ここで、
オレンジの「棋譜を見る」ボタンを
押してみましょ〜。
そうすると、碁盤の画面に戻り、
下の▷のボタン等で、
今の対局の打った手順を
確認することができます。
対局中に、
「うーん、こっちかな?
それともこっちのほうがいいのか?」
と迷ったところなどに盤面を戻して、
右上の青い「メニュー」ボタンを押すと、
「検討する」というボタンが出てきます。
このボタンを押すと、盤面で
「もしこう打っていたら・・・」という、
実戦とは違う図を
石を置いてみて確かめることができます。
検討を終えて、実戦の図に戻りたいときは、
同じく右上の「メニュー」を押して、
「本手順に戻る」を選びます。
もし誰か強い人に
棋譜を見てもらうチャンスがあれば、
ぜひ見てもらったほうがいいです。
「この手があまり良くなくて、
こう打ったほうがいいよ」
という、
自分では気づかない点を教えてもらうと、
上達がとても早くなります。
持ち時間
囲碁クエストでは持ち時間が
以下のように決まっています。
9路:3分 + 1手ごとに1秒追加
13路:5分 + 1手ごとに3秒追加
19路:7分 + 1手ごとに3秒追加
かなりの早碁(はやご)なので、
考えているとけっこうすぐに
時間がなくなってしまいます。
少し時間を気にして、
早めに決断するようにしましょう。
ルール
囲碁クエは、中国ルールです。
基本的には日本ルールと同じように
考えていいのですが、
中国ルールでは最後に地を数えるときに
囲った陣地の他に、生きている石の数も数えます。
日本ルールでは
陣地を囲っている石が置いてあるところは
陣地に含みませんよね。
でも中国ルールでは、
石が置いてある部分も数える、ということです。
なので、ふだんとは何が違うかというと、
駄目を埋めるのも得点になる、という点です。
最後のダメ詰めを見逃して
「もう終わったかな」と思ってパスして、
相手にダメを埋められてしまうと、
ちょっと損になってしまいます。
気をつけてくださいね〜。
それから、コミは7目になっています。
通常は中国ルールだと7目半なのですが、
囲碁クエでは「半」がありません。
(理由はわかりません。)
つまり、
引き分け(囲碁では持碁(じご)と言います)
になることがあります。
級とレート
囲碁クエではレートがいくつかによって、
なるべく近いレートの人と
マッチングするようになっています。
段級位は、
・何勝したか
・レートが◯◯以上
という条件で昇級していくようです。
詳しく知りたい場合は、
まとまっているサイトがあったので、
こちらを参照してください。
とりあえず1勝を目指そう
入門したばかりだと、
最初はなかなか勝てないと思います。
というか、最初から勝てたら本当にすごいです。
「始めたばかりだから勝てないのは当たり前だよな。
でも1回勝ちたいなぁ〜」
くらいの、
楽な気持ちで臨むのがいいと思います♪
全然勝てなくて悩んだら、
・接近戦の基本の打ち方1
・接近戦の基本の打ち方2
・接近戦の基本の打ち方3
あたりをもう一度読み返してみましょ〜。
このあたり↑の基本的な考え方を
実戦で思い出しながら打つだけで、
勝利に近づくはずです。
がんばってくださいね!
もし勝てたら、勝利を噛みしめましょう!
ではでは〜。
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