こんにちはー。くまぽろです。
今回は、
初心者さんがみんな戸惑う「整地」を
わかりやすく解説していきます〜。
整地とは
整地(せいち)とは、
終局後にお互いの地を数える作業のことです。
数えやすいように、
でこぼこした地をきれいな四角にして、
5や10の倍数にしていきます。
そうしてから整えてから、
すべての地を足しあわせて、
最終的に
「黒が◯◯目、白が△△目だから、
コミを入れて黒の□□目半勝ちですね」
というふうに勝敗がわかります。
動画解説
以下の動画で、
手順を説明しつつ、実際に整地をしています。
ご覧ください〜。
手順のまとめ
動画で説明している手順を簡潔に書くと、
対局が終了したら、
1. まず死んでいる石を取り上げる
2. 相手の地を整地する
(1) 境界線の石を動かさないように注意して、
地を四角く整える。
(2) 後述の「整地でよく見る形」のうち、
近いものを選んで、その形にし、
10の倍数または5の倍数になるようにする。
(3) 最終的に端数が1箇所になるようにする。
となります。
※2(3)は、動画では言い忘れているので補足しました。
整地でよく見る形
5 × ◯(5の倍数)
5 × 2、5 × 3、5 × 4・・・とする方法。
10 × ◯(10の倍数)
同様に、10 × 2、10 × 3・・・とする方法。
上の図のように、
19路盤で打った場合は
端っこから真ん中の星まででちょうど10目です。
それを目安にすると、10を数えなくても
サッと「ここまでで10!」と作れるようになります。
(3 × 4) – 2 = 10目
3 × 4で12目ですが、
その真ん中に2目置くことで
10目にしています。
(7 × 3) – 1 = 20目
これも同じですね。
7 × 3 = 21目の真ん中に1目置いて、
20目にする方法。
同じように、8 × 4の真ん中に2目置いて、
30目にするのもあります。
おわりに
入門したては、「境界線がどこなのか」が
はっきりわかりづらいため、
整地も「むずかしいな・・・」と感じるかもしれません。
ゆっくりでいいので、
境界線の石を動かさないように、
ということだけ気をつけながら
やってみてくださいね。
慣れたら、だんだん速くできるように
なっていきますよ〜。
ではでは、また〜。
P.S.
「そもそも終局がよくわからない!」という方は
『囲碁の終局がわからないあなたへ』、
「死んでいる石がよくわからない!」という方は、
『石の生き死に(死活)の意味を知ろう』
の記事がおすすめです♪