こんにちはー。くまぽろです。
今回は、
「19路盤の序盤の打ち方 その1」「その2」
で話した内容を踏まえて、
例えばこういうふうに打つよ〜という
具体例を紹介したいと思います。
序盤の打ち方の例を見てみよう
今までにお話したのをまとめると、
隅→辺→中央の順番で打つ
・まずは隅を打つ(星や小目など)
・隅を打った後は、
カカリやシマリを打つか、辺へヒラく
・さらに中央に広げて、
陣地を立体的にしていく
弱い石を作らない
・カカリなどで相手の石が近くに迫ってきたら、
その近くに援軍を送る
・ヒラくスペースがなくなると
石が生きるための陣地が取れず
逃げなくてはいけなくなるので、
相手に詰められたら二間にヒラく
このへんを意識して、
以下の実戦例を見てみてくださいね〜。
実戦例1
以下の碁盤は、▶︎ボタンで
一手ずつ棋譜を見ることができます。
どういうふうに考えながら
そこに打っているのか、ということも
コメント欄に書いているので
参考にしてください。
(コメント欄は、
PCで見ている場合は碁盤の右、
スマホで見ている場合は碁盤の下です。
スマホの場合、
2行以上のコメントは
スクロールして読むことができます。)
序盤だけ(14手目まで)の対局例です。
黒と白の勢力が
どちらも大きく模様を張って
競り合っている感じになっていますね〜。
最後の2手のように中央に広げていくと、
ぐんぐん陣地が立体的に大きくなります。
でも、まだ辺の空いているところや
隅にも入れる余地が残っているので、
これから相手の陣地に入っていって
戦いになるかもしれません。
実戦例2
今度はまた違った対局例です。
24手目まで再生できます。
例1とはかなり違った対局ですね。
右上と左下は
ちょっと大きくなってきましたが、
他は細かく分けあっている感じです。
辺を打ち合って
お互いに牽制したりしながら、
少しずつ中央に石が向かっていくのが
感じ取れたでしょうか?
まとめ
具体的にどんなふうに考えながら
打ち進めているかを見ると、
真似して打ってみれそうな気がしてきませんか?
どちらもあくまで例なので、
こんな感じの流れを参考にして
自分の一手をどんどん試してみましょ〜。
ではでは、また〜。
> 次の講座:「【囲碁入門】定石とは:一手一手の意味を理解して覚えよう」へ
>> 初心者さん講座一覧へ