【囲碁入門〜初級】詰碁を解くときは、考える順番が大事!

こんにちはー。くまぽろです。

ひさしぶりの初心者さん向け講座です。

今回は、詰碁を解くときに
どういう順番で考えていくべきか、というお話です。

詰碁が苦手な級の方も
ぜひ一度読んでいただければと思います〜。
 
 

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初めて解くのなら

以前にもお話していますが、

もしその詰碁を初めて解くのなら
ちょっと考えてわからなければ
すぐ答えを見てしまうのがおすすめです。
 
 
詰碁をやることで得られるものとして、

1. 石を想像する力
2. 死活の筋の知識

があります。
 
 
1は少しずつ練習して伸ばしていくべき力ですが、

2は「知識」、
つまり「知っているかどうか」なんです。

知らないものを自分で考え抜いて発見するのは
すごく難しいですよね。

逆に知っていれば、断然思いつきやすくなるわけです。
 
 
この話については、こちらの記事でも書いています。↓
【囲碁入門】詰碁とは?初心者さんにおすすめの解き方も解説
 
 

考えていく順番

さて、ここからが今回の本題。

みなさんは、詰碁を解くときに
どういう順番で考えていけばいいのか、
意識して解いていますか?

実は効率よく考える順番があるんです。
 
 
詰碁の考え方をざっくり分けると、

1. 外からスペースを狭める
一線のハネなど

2. 中から攻める。急所をつく
オキなど

3. ダメヅマリや欠け眼を狙う
ツケ、ホウリコミなど

と分かれます。

順番としては、
「1. 外からスペースを狭める」
から考えます。

それでだめだったら、2か3を考えていきます。
 
 
ここで、例題を見てみましょ〜。

この問題は考えるところとしては、
ほぼ2箇所。AかBですね。

上の分類に照らして考えると、
Aが「1. 外からスペースを狭める」に
あてはまる手ですね。

そして、Bが
「2. 中から攻める。急所をつく」
にあてはまる手です。
 
 
では順番通り、
外からスペースを狭めるAの手から考えましょう。

黒がハネて、白がオサエてきたら、

この形は4目のスペースにすでに黒石があるので、
 
 

これで二眼できませんね。
白を殺すことができました。

なので、この問題はAのハネが正解です。
 
 
ちなみにBに置くとどうなるかと言うと、

白はめいっぱい広げてきました。
二眼できないようにもう1つ這っても、
 
 

ツガれてセキになってしまいます。

(※セキがわからない人は
こちらの記事を見てみてください〜)
 
 

2つのポイント

順番としては、上記のとおりですが
ポイントが2つあります。

<詰碁を解くときのポイント>
1. 白の最大の抵抗を考える
2. 白に置かれてだめだったところに置いてみる

 
 
まず、白の抵抗は最善のものを考えないとだめですね。

「黒がここに打ったら、白はここに打ってくるはず。
そしたら、こう打てば殺せるから大丈夫!」

となったら、
本当に白の抵抗はそこだけなのか
考えてみるべきです。

勝手読みをしないように
一呼吸おいて考えるのは、
実戦でもとても大事ですよね。
 
 
また、「白に置かれてだめだったところ」というのは、
死活の急所になっていることが多い
です。

なので、黒がそこに置いてみると
正解にたどり着けることがよくあります。
 
 
順番と合わせて考えると、

1. 外からスペースを狭める手を考える

2. だめだったら、中に置く手や、
ダメヅマリ・欠け眼を狙う手を考える。
特に、1の読みで白に置かれて
だめだったところ
は急所の可能性あり。

という感じですね。
 
 

例題もう1問

では、上記の考え方を意識して
もう1問行きましょう〜。
 
 

 
 
右側にはすでに一眼あるので、
考える点としてはA、B、Cの3箇所。

Aが外から狭める手、
Bはダメヅマリを狙う手、

Cのような切る手はびみょうに分類が難しいですが、
基本的には中から攻める手。

今回の場合は
中から攻める兼ダメヅマリを狙う手かなと思います。
 
 
ではまずセオリーどおりAから行きましょう。

外から狭めるとここにツガれると白生きですね。

じゃあこれはだめなので、
次はBかCを考えるのですが
 
 

いま白に打たれてしまってだめだった
Cを考えてみましょう。
 
 

白が2子をつないだら
つぎはD、EどちらでもOKです。

Dに打ったら、
 
 

ここは欠け眼ですね。

Eに打っても、
 
 

やはり欠け眼です。
なのでCが正解の着手でした。
 
 
ちなみに、Bに打つと
やはりCのところにツガれて、

1子を助けてもしっかりツガれて二眼。
失敗です。

白の抵抗を見ていると
Cのところが急所になっているんだな、というのが
わかりますね。
 
 

まとめ

今回のまとめです。

考える手の分類としては、以下の3種類。
 
 
1. 外からスペースを狭める
一線のハネなど

2. 中から攻める。急所をつく
オキなど

3. ダメヅマリや欠け眼を狙う
ツケ、ホウリコミなど

順番としては、1 → 2か3 と考えていきます。
 
 
ポイントとしては、

1. 白の最大の抵抗を考える
2. 白に置かれてだめだったところに置いてみる

を意識してみましょう〜。
 
 
闇雲に考えていくより、
こうして道筋を整理しながら考えたほうが

ストレスがなく、正解にたどり着けて
より詰碁が楽しくなっていくと思います。
 
 
ちなみに、今回の例題はどちらも
囲碁くま詰碁」アプリの
初級パックの問題
です。

わたしが作っている詰碁アプリで、
無料でダウンロードできます。

解答の選択肢も丁寧に作っていますし、
アプリならではの便利な機能も使えます。

よかったらチェックしてみてくださいね〜♪

囲碁くま詰碁アプリはこちらから。
 
 
さて、今回のお話、
実はこれで終わりじゃありません。

ちょっと長くなってしまいそうだったので、

「なぜ外から狭める手から考えるべきなのか」
についてまた次回書きたいと思います。

ではでは、また〜。

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