【有段までの道のり 13】初めての囲碁大会!

こんにちはー。くまぽろです。

有段までの道のり、第13話。
今回は大会デビューのお話です。

-> 第1話から読む
-> 前回のお話
 
 

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大会のお誘い

囲碁を始めてから1ヶ月と少したったある日。

毎週通っていた囲碁カフェの教室の先生に

「今度近くで囲碁大会があるんですけど、
出てみませんか?」

と誘われました。
 
 
先生や囲碁カフェの他の常連さんも
何名か出るとのことで、
楽しそうだな〜と思ってすぐに

「出てみたいです!」

と言いました。
 
 
大会はこの誘われた日から約一ヶ月後。

まだまだ初心者だけれど
せっかく囲碁を始めたのだから、

何か目標になるものができるのは
すごくやる気が出ますよね〜。
 
 

どんな大会?

誘われた大会は、荒川区の区民大会。

棋力は自分ではよくわからないので
先生に聞いて、13級で出ることにしました。
 
 
この大会では、ハンデ戦無差別戦があり、
わたしはもちろんハンデ戦での参加でした。

ハンデ戦というのは、
申請した棋力で相手と差があれば
1級差1子の置き碁で対局する、ということです。

つまり、当時のわたしの場合

同じ13級の人と当たったら互戦、
10級の人と当たったら3子置かせてもらえる、

という感じです。
 
 
また、高段者の強い人たちは
(大会にもよるけれど、だいたい七段以上?)

ハンデ戦ではなく、無差別戦のほうに出場して
すべて互戦で戦います。

他の大会でもだいたいこのように
ハンデ戦と無差別戦がある場合が多いですね。

囲碁カフェの先生や他の常連さんは
無差別戦のほうに出ていました。
 
 
大会の時期は、
たしか7月の後半くらいだった気がします。

文化センターのような場所で
百数十人くらい集まっていました。
 
 

対戦成績

実は、最終的な対戦成績だけ
ちょっとうろ覚えですなのですが…汗。
 
 
全部で4局で、

1回戦目と2回戦目は
おじいちゃんと当たってなんとか勝利したのを
覚えています。

時計なしの対局ですが、
大会の運営的に
「このくらいの時間で打ってください」という目安があるので、

わたしはこのころから長考ぎみだったので
けっこう大変でした(- . – ;)
 
 
3局目は、小学校高学年か中学生くらいかな〜
という感じの男の子。

この対局はたぶん終盤まで負けていた
(と、見ていた先生に後から言われた)のですが、

最後に駄目が詰まってきて、
相手の石が中央でオイオトシになるのに気づき、
10子くらい取ることができました!

ここだけすごく覚えているんですよね〜。
よほど嬉しかったんだと思います。笑

これで逆転し、3回戦も辛くも勝利!
 
 

 
 
このあとの4回戦では
たしか負けてしまったと思います。

なぜか4回戦のことだけ全然覚えてないという…。
都合の悪いところだけ
きれいサッパリ忘れていてスミマセン…(。-人-。)
 
 
でも、初めて参加した大会で
3勝もできるとは思っていなかったので
とても満足な1日でした〜。
 
 

気軽に参加してみよう

大会って聞くと
なんだか初心者のうちは恐れ多い気が
してしまう人もいると思いますが、

囲碁は置き碁のルールがあるおかげで
ハンデ戦ができるので、
かなり気軽に大会に出てみることができます。
 
 
ほとんどの大会で、
とりあえず19路盤で打てれば
「終局がたぶんわかる」くらいの棋力で出れますよ〜。

自分も相手も終局かどうかわからなくなったりしたら

手を上げて審判に来てもらえば
ちゃんと裁定してくれるので、
もしわからなくなっちゃってもどうにかなります。
 
 
大会に出てみて良いところは、

・目標ができて、やる気が出る!
・結果がどうでも、自分の棋力が何級なのかわかってくる

ということ。

わたしも初めての大会で、
「13級で打てるんだ!」とわかって嬉しくなりました。
 
 
そうすると、次の大会も
「◯級で出たいなぁ」というふうに
先の目標が見えてきますよね。

もしもたくさん負けちゃったって
どうってことないです。

次は同じ級で勝ち越せるように…!
と、それはそれで目標ができます。
 
 
まだ参加したことがない方は
思い切って参加してみるといいですよ〜!
 
 

つづく

大会も楽しんで、
ますます囲碁が楽しくなってきたころ、

先生におすすめされて
黒番の布石を決めて打つことになりました。

次は、
「ミニ中国流で打ってみる」というお話です。

次回もお楽しみに〜!

-> 【有段までの道のり 14】ミニ中国流を打ってみる