【囲碁入門】詰碁とは?初心者さんにおすすめの解き方も解説

こんにちはー。くまぽろです。

今回は、詰碁とは何か、
そして初心者さんにおすすめの解き方についても
解説してみたいと思います〜。
 
 

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詰碁(つめご)とは

詰碁とは、囲碁の勉強法の1つで、
石の生き死にを問題にしたもの
です。
 
 
将棋だと、詰将棋は
「相手の王将を取るにはどう指せばいいか」
というパズルですよね。

囲碁の場合は、
「どう打てば自分の石が生きるか」
あるいは
「どう打てば相手の石を殺せるか」
というパズルです。
 
 
例えば、一番簡単な例だと・・・
↓の問題を見てください。

これは黒番で生きる問題です。

– – –
下の碁盤は、
石を置きたいところをクリックすると、
実際に碁石を置くことができます。

右下の四角に
水色のチェックマークが出れば正解
赤い×が出たら不正解です。

間違ってしまった場合は、
◁のボタンで1手ずつ戻すことができます。

– – –
 
 

 

 

じゃあ、もう1問。
今度は白を殺す問題の例です。

 

 

(やってみて、「二眼て何?」と思った方は、
こちらの記事を見てみてください〜。)
 
 
詰碁の定義としては、
上記のように、
死活の問題のうち、正解手の1手目が1通りの問題
を詰碁と呼びます。

「ここか、またはここに打てば生きる」
という正解手が2通り以上ある問題は、

死活の問題ではありますが
詰碁とは呼ばないんですね〜。
 
 
まぁそれは言葉の定義の話なので
置いておいて・・・

実戦で石が死んだりした経験がある方は
よーくわかると思いますが、

石の生き死には、それだけで
一局の勝ち負けが決まってしまうくらい
重要
なんです。

なので、詰碁や死活の問題を解くことは、
囲碁上達のための勉強法として
定番なものになっています〜。
 
 

詰碁の2つのやり方

「じゃあ詰碁やってみようかな〜」

と思ったあなたにもう1つだけ、
「やり方」のアドバイスをしたいと思います。
 
 
詰碁にはざっくり分けて
2つのやり方があります。

1つは、
じっくり考えて「読み」を鍛えるやり方

「ここに置いたら、相手はここに打つかな・・・?」
というふうに一手一手考えていくわけです。

これが一応普通のやり方ですね〜。
 
 
もう1つは、
ちょっとだけ考えてみて、
すぐに答えを見てしまうやり方

「え?そんな簡単に答え見ちゃっていいの??」
と思うかもしれませんが、
これもちゃんと勉強になっています。
 
 

 
 
詰碁には、「読みを鍛える」だけではなく、

「死活のよくある形をたくさん見て
パターンを知る」

という効果があるんです。
 
 

初心者さんにおすすめの解き方

わたしは、最初のうちは、
上記の2つ目のやり方をおすすめします。

つまり、ちょっと考えてみて、
すぐ答えを見るやり方です。
 
 
なぜかと言うと、一番の理由は
最初のうちは考えるための材料を
ほとんど持っていないから
です。

問題にたくさん目を通すと分かってきますが、
死活には共通するパターンがあって、

「あー、さっきの問題と同じことなのかぁ」
というのがたくさんあります。
 
 
最初はまずそれを
「ふんふん、なるほど」
と見るだけで十分なんです。

それだけでだんだん問題を覚えてくるし、
目が慣れていって、
自然と答えのところに
「ここっぽい・・・?」と目が行くようになります。
 
 
そういうパターンを知らずに、
1こ1こじっくりと考えちゃうと

ほんと〜に疲れて
嫌になってしまうので(笑)、

最初のうちはどんどん答えを見ちゃってください。
 
 
そして、1冊の詰碁の本を最後まで目を通したら、
ぜひ同じ本をもう1回やってください。

2回目に解くときは、
1回目よりもうちょっとだけ考えるように
してみてもいいかもしれませんね〜。
 
 

まとめ

今回のまとめです。
 
 
・詰碁とは、囲碁の勉強法の1つで、
石の生き死にを問題にしたもの。

・「読みを鍛える」ためのやり方と、
「死活のパターンを知る」ためのやり方がある。

・最初は、死活のパターンを知ることが大事なので、
どんどん答えを見てOK!
 
 
少しずつでも継続してやっていくことで
だんだん実力がついていきますよ〜。

次回は、入門の方におすすめ本
「手筋と詰碁の超基本」を紹介したいと思います。

ではでは、また!

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