こんにちはー。くまぽろです。
今回は、基本の石の取り方である
「シチョウ」を学びましょ〜。
シチョウとは
「シチョウ」は、
囲碁での基本的な石を取る手筋の1つです。
「手筋(てすじ)」というのは、
囲碁においての技のようなものです。
知らないと、
なかなか自分では思いつかないような
ちょっと工夫した打ち方、
とも言えるかもしれません。
さて、具体的にシチョウとは
どんな手筋かというと、
階段状にジグザグと
ずっとアタリの状態で追いかけて、
端まで追い詰めて石を取る
という手筋です。
たぶん実際にどんなものか
やってみるのが早いと思うので、
さっそく練習問題をやってみましょ〜。
練習問題1
さっそく下の碁盤で白石を取ってみましょう。
問題は、右下の四角に
水色のチェックマークが出れば正解、
赤い×が出たら不正解です。
間違ってしまった場合は、
◁のボタンで1手ずつ戻すことができます。
【ヒント】
・黒が打つたびに白石がアタリになるように、
階段状にジグザグと・・・
練習問題2
もう1問行きましょ〜。
今度は、碁盤の端じゃなくて、
黒石の壁に追い詰めます。
やることはさっきと同じです!
シチョウアタリ
問題2のように、
シチョウでジグザグ進んだ先には、
黒石や白石がいる場合があります。
その石のことを
「シチョウアタリ」と言います。
問題2の場合は、
「黒石がシチョウアタリになっているので、
シチョウで白を取れている」
などと表現します。
では、今度は逃げるほうをやってみましょ〜。
練習問題3
最後の問題です。
黒石をシチョウでとられないように
逃げてください。
逃げる先に味方の石がいると・・・?
無事に逃げきれましたか?
このように自分が逃げる側で、
逃げる先に自分の石が待っていて
シチョウアタリになっている場合は、
逃げ切ることができます。
黒に逃げ切られてしまうと、
追いかけて行った白は
ナナメの傷がいっぱいの状態になってしまいますね。
もう白はボロボロの状態と言ってもいいくらいです。
なので、逃げ切られてしまうとわかったら、
追いかけるのはやめておきましょう。
(接近戦ではナナメは要注意、というお話は
こちらで解説しています)
おさらい
今回のおさらいです。
・「シチョウ」とは、
階段状にジグザグと
ずっとアタリの状態で追いかけて、
端まで追い詰めて石を取る手筋のこと。
・シチョウで逃げる先に待っている石を
「シチョウアタリ」と言う。
これでシチョウはばっちりですね〜。
次回は「ゲタ」という手筋のお話です。
お楽しみに〜。
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