【囲碁入門】9路盤に慣れてきたら、13路盤に挑戦しよう!

こんにちはー。くまぽろです。

今回は13路盤のお話です。

主に、広くて戸惑う序盤の打ち方を解説していきます。
 
 

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13路盤で打ってみよう

さてさて、9路盤には慣れてきましたか〜?

何局か打ってみて、
陣地ができていく感覚が
なんとなくでも掴めてくれば十分です。

そうしたら、13路盤に挑戦してみましょー!
 
 
「広くなっても打てるのかな?」
と最初は不安になるかもしれませんが、
意外とやってみちゃえば大丈夫です。

気楽にチャレンジしてみましょ〜。

序盤の打ち方

13路盤(そして、19路盤でも)では、
一番最初は隅から打つのが基本です。

なぜ隅から打つかというと、
隅は地(=陣地)を作りやすいからです。
 
 
下図を見てみてください。

碁盤の隅、辺、中央で、
それぞれ6目の地を作ってみました。

どれも地としては同じ大きさですが、
使っている碁石の数はどうでしょうか?

それぞれ数えてみると、

6個
9個
中央14個
使っていますね。

こうして見ると、
隅のほうが少ない石数で
効率的に地を作ることができる
のがわかります。

なので、広い碁盤では隅から打つのが基本です。
 
 
9路盤はとても狭く、隅と辺と中央の境が
ほとんど無いと言っていいので、
特に隅から打つという意識がなくてOKでしたが、

13路盤では広い碁盤の中で
どこを陣地にすると効率的かが変わってくるわけです。
 
 

星と小目

具体的に隅のどこに打つかは
いろいろ選択肢があります。

そのうちの基本の2つを紹介します。
 
 
1つ目は「(ほし)」です。

タテ・ヨコどちらも4線のところです。
碁盤にポチッと点があるところですね。

(中央の点も星と呼びますが、
ここでは隅の星だけ考えます)
 
 
そして2つ目は「小目(こもく)」です。

小目は3線と4線の交わるところです。
各隅に2カ所ずつあります。
 
 
(ちなみに線の数え方は、こうです↓)


 
 
初手は、この星か小目のどちらかに打つのが、
圧倒的に多いです。

例えば1手目〜4手目まで打つ例としては、
こんな感じになりますね。

例1

例2

 
 

隅から辺へ

隅を打ったら今度は辺へ展開していきます。

さっき陣地を囲うために必要な石の数が、
中央より辺のほうが少なかったですよね。

なので、隅の次は辺です。
 
 
1〜4手目まで上記の例1で打ったとして、
5手目の例をいくつか載せてみます。

他にもいろんな選択肢がありますが、
基本的にまだ2線以下には打ちません。

端のほうに打ってしまうと、
あまり陣地ができないからです。

3線か4線で、辺が広く空いているところ
打つことを意識しましょ〜。
 
 
広いところがなくなってきたら、
だんだんこのへんが黒地、
あのへんが白地、というのが見えてくると思います。

そのあとは、
より自分の地が増えるところや
より相手の地が減らせるところ

探して打ってみましょう。
 
 

おさらい

今回のおさらいです。

・13路盤では、最初は隅から打つのが基本。

・隅は、星か小目に打つのが一般的。

・隅を打ったら辺に展開していく。
 
 
以上です!

あくまでも基本の考え方なので、
「絶対」ではありませんが、

この基本に沿って考えていくのが
打ちやすいと思います〜。
 
 
9路盤から13路盤に広がっても
そんなに難しくないので、
ぜひやってみてくださいね〜。

ではでは。

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