十段戦第3局|井山裕太十段vs村川大介八段|第57期(2019年)

こんにちはー。くまぽろです。

4/11(木)に十段戦の
挑戦手合第3局が行われました。

棋譜に解説をつけて見ていきます。
またLeela zeroでも検討します。


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十段戦第三局

ここまで一勝一敗で迎えた第三局です。

十段戦は五番勝負なので、
三勝をあげたほうの勝ち。

つまり、この第三局で勝ったほうが
王手をかけることになりますね。


今回は長野県大町市にある
くろよんロイヤルホテルというところで
行われました。

では、棋譜を見ていきましょ〜。

棋譜

黒:村川大介八段
白:井山裕太十段

持ち時間は3時間。残り10分から秒読みに入ります。

棋譜には、プロ棋士の解説や
囲碁AI・Leela zeroでの検討を元にコメントをつけています。


 

 

最後は怒涛の展開で、

151手をもって
挑戦者・村川大介八段の
中押し勝ち
となりました。

Leelaを見ながら感想

途中までは白がよかったんですが、
左辺での攻防から畳みかけるように
黒が一気に決めた感じでしたね。

村川さん二勝目!
おめでとうございます!


さて、ではLeela zeroで検討していきましょ〜。

最初に左下の定石で、
黒が堅ツギのあとにヒラきませんでしたね。

わたしはそういう打ち方知りませんでしたが、
Leela先生もアリだと言ってます。


※丸が出ているところがLeelaの候補手です。
丸の中の上の数字がその手を打ったときの勝率(%)、
下がその手で読んだパターン数。

ヒラキ以外に、
小目へのカカリ・シマリを
大きく見ていますね。

白ワリウチのあと、
Leela先生、なんと詰められても
ヒラかないとおっしゃっている…。

下辺の石は軽いからOKってことなんですかね?

そして、右上の攻防では、
じわじわと評価値が白寄りに。

白優勢を決定的にしたのは、
次のシーンでした。

実戦は黒枠丸のツケでしたよね。
Leelaは出か、ぐずんで切るのを推してます。

ここで白の評価値が70を超えてきました。
実戦は水色のとこじゃなく
ツケのすぐ右に打ちましたね。

上辺と左上が一段落して、
やはり白が少し優勢なようです。

ここ、実戦はトビましたが、
たしかにコスミのほうがよかったかも?

トビだとずっとワリコミを気にして
打たなきゃいけなかったですもんね。

黒が「どうぞつながってください」と
言ったシーンでも、
白は素直に中央を守る手を考えてます。

しかし、じゃあここで
白が悪くしたのかというと、
そうでもありませんでした。

左辺へツケノビていったところ。
まだ勝率67%と白良しです。

Leela的にはここが一番
問題のシーンと見ています。

実戦ここで白は
左辺のマガリを打ちました。

ここで評価値が一気に逆転しています。


しかし、Leelaの推しの水色のところに
打ったとして、
左の想定図を見ると
左辺の白はどうなっているのやら。

想定図で黒16と書いてあるあたりの
黒3子との攻め合いになるんですかね?

コウがついてるので、
黒有利な一手ヨセコウかな?
わからん\(^o^)/


白が切っていって、黒がアテたところ。

ん?なんか白持ち直してる?

Leelaはここでツケコシ考えてます。

ははぁ、想定図だと
黒は2子とっても生きてないよ〜って言ってるのかな。

その次でもワリコミを考えるLeela先生。

なるほど。中央の黒を切断すれば、
黒10と一手戻らないとだから、
下辺と無事連絡できると。

いろいろ考えられる手があるものだなぁ。

しかし、その瞬間を逃し、
白はここから返す手がなく
明らかに劣勢となっていきました。


わたしは、もっとはやい段階から
黒が盛り返したのかなと思ってましたが、
以外と最後の直前までわからなかったんですね〜。

次は

これで村川さんの2勝1敗となり、
次の対局は井山さんのカド番です。

次の十段戦第4局は、4/19(金)
日本棋院関西総本部にて行われます。

お二人ともがんばれ〜!

ではでは、今日はこのへんで〜。

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