第31期女流名人戦 挑戦手合第1局 藤沢里菜女流名人 vs 謝依旻六段

こんにちはー。くまぽろです。

十段戦の次の日3/6(水)から
女流名人戦も始まりましたね〜。

こちらも棋譜に解説をつけて紹介していきます。
 
 

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女流名人戦第一局

3/5に十段戦
3/6に女流名人戦
そして3/7〜8に棋聖戦

とタイトル戦が目白押しの今日このごろ。
 
 
女流名人戦の第一局は、十段戦と同じ
大阪商業大学で行われました。

どちらも産経新聞が主催なので、
いっしょにはじまるみたいです。
 
 
現在の女流名人は藤沢里菜(ふじさわ りな)四段

女流本因坊と女流立葵(たちあおい)杯のタイトルも保持していて、
女流名人も今回勝てば3連覇になります。
 
 
対する挑戦者は、謝依旻(しぇい いみん)六段

通算の女流タイトル獲得は26期
歴代1位のトップ棋士
ですが、
現在は昨年の女流本因坊戦で
藤沢里菜ちゃんに破れてから無冠となっています。
 
 
二人は何度もタイトル戦で戦っていて、
まぎれもなく女流トップ対決です。

では、さっそく棋譜を見ていきましょ〜。
 
 

棋譜

ニギリで謝六段の黒番となりました。

黒:謝依旻六段
白:藤沢里菜女流名人

持ち時間は3時間。残り5分から秒読みに入ります。

棋譜には、プロ棋士の解説や
囲碁AI・Leela zeroでの検討を元にコメントをつけています。
 
 

 

 

241手をもちまして、黒・謝依旻六段の中押し勝ちとなりました。
 
 

Leelaを見ながら感想

この対局は、序盤の黒の打ち方が
最近あまり見ないものだったので
とても印象的でした。

四隅がっちりとって、
あとは白の模様の中でシノげば勝ち!という打ち方。
 
 
あまりAIが好まない形なので、

序盤は我が家のパソコンのLeela zeroだと
左上カケの時点で白64%くらいで見ていますね。


※手を示す丸の中の、上の数字が勝率(%)、下が読んだパターン数です。

わたしも感覚的に
ちょっと白を持ちたくなります。
 
 
そして、びっくりした二段バネのシーン。

ここでLeela先生も黒持ちになったんですが、

意外と中央の折衝が一段落した段階で
左辺が白地になり、右辺も模様化してきて
白持ちに戻りました。
 
 
右辺の死活のところでは、
Leela先生は攻め合い行けると見てますね。

また、左辺の死活の部分でも

Leela先生はもっと追求できると見てるんですが、
攻め合いどうなるのか
ちゃんと読めてるのかがわかりませんでした。

でも意外なことに、

左辺が黒生きになった後でも
白が良いって言ってる
んですよね。

どこで形勢が逆転したかというと、

白が右上のツメにまわって、
コスミを打ったところ

ここから黒の勝率が50を超えました。

コスミで決めずにオキを打ったほうが良い
と言ってるみたいです。
 
 
もう左辺生きた段階で黒良しなのかなと思ったんですが、
意外とヨセ勝負だったみたいですね〜。
囲碁ってほんとわからない。笑

この対局は里菜ちゃんが
ちょっと決めきれなかったのかな、という印象でした。

まずは依旻ちゃん1勝!
次局も二人ともがんばってほしいですね。
 
 

次は

ちなみに、この対局もYoutubeにて動画が上がっています。
三谷七段の解説がじっくり聞けますよ〜。
 
 
さて、女流名人戦は三番勝負なので、
先に2勝したほうの勝ち。
つまり、次で決まるかもしれません。

第2局は、3/14(木)
京都市にある平安女学院大学で行われます。

また追って見ていきたいと思います。
ではでは、今日はこのへんで。

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