かんたん囲碁ルール2「陣地の大きいほうが勝ち」 コミも解説

こんにちはー。くまぽろです。

前回に引き続き、
今日は囲碁のルール5つのうち、
2つめのルールを解説していきます。

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陣地の大きいほうが勝ち

2つめのルールは、ずばり、

陣地の大きいほうが勝ち

です。

囲碁は、碁石を並べて囲って、
陣地を作るゲームなんです。

黒番の人は黒石で、白番の人は白石で、
それぞれの陣地を作るわけです。

陣地のことを「(じ)」といいます。

黒の陣地は「黒地(くろじ)」、
白の陣地は「白地(しろじ)」といいます。


では、実際の対局例を見て、

・どこが黒地で、どこが白地か
・地の大きさをどうやって比べるのか

を解説していきますね。

対局例を見てみよう

これは、とある対局が終わったときの盤面です。

きれいに真ん中に黒石と白石が
線になってますね。

※一番下の白石に書いてある四角は、
一番最後に打ったのがこれだよ、というマークなだけなので、
気にしなくて大丈夫です。



それぞれの地の部分を塗り分けてみると・・・

こうなります。
右側が黒地、左側が白地です。

端っこは囲わなくて大丈夫です。
真ん中だけ仕切りを作ればいいんだな、
と思ってください。

地を数えてみよう

地の大きさを比べるためには、
広さを測らなくてはいけませんよね。

じゃあ、どうやって測るかというと、地の中に、
碁盤のタテとヨコの線の交点が何個あるか
を数えます。


さっきの例だと・・・

線の交点のところに、黒丸・白丸を置いてみました。
それぞれ何個あるか数えてみましょう。

黒が36白が27ありますね。

囲碁では地を「(もく)」という単位で数えるので、
黒地が36目、白地が27目です。

じゃあ、36 – 27 =・・・と考える前に、
ちょっとストップ。

あともう一つ、
考慮しないといけないことがあるんです。

コミが6目半ある

囲碁は必ず、
「黒の人が最初の一手を打ちます」
と、前回の囲碁のルール1でお話ししましたね。

黒、白、黒、白・・・と打っていくわけです。
そうすると、黒はいっつも白より先に一手打てるわけです。


「先に好きなところに打てるって、ちょっと有利じゃない?」
と思った方は、
めちゃくちゃするどいです!

そう、先に一手打てるのってちょっと有利なんです。

これは現在に至るまでの
たくさんの人々の対局を通して、
統計的にわかっています。


「じゃあ黒を持ったほうがいいじゃん!」
ってなっちゃいますよね?

でも安心してください。
これを考慮して、
白の人には正式にハンデが与えられているんです。


このハンデのことを「コミ」と呼びます。
コミは6目半です。

「半」というのは1目の半分、0.5目という意味です。
つまり、6目半 = 6.5目。

引き分けにならないように、コミに「半」と付いています。


では、そのコミを入れると、
地の大きさの計算がどうなるのか。

もう一度、さっきの対局で考えてみましょう。

盤面では、黒地が36目、白地が27目でしたね。

ここで白のほうにコミの6目半を足します。
そうすると、
27 + 6.5 = 33.5目。

これでようやく、黒地と白地を比べられます。

黒地 – 白地は、
36 – 33.5 = 2.5
となりますね。

つまり、黒の2目半勝ち、となります。

他の対局も数えてみよう

じゃあ、他の対局も

・どこが黒地で、どこが白地か
・それぞれの地を数える
・白にコミの6目半を足す
・どっちの勝ちか

という流れで、見てみましょ〜。


対局1

今度は細かく陣地が分かれていますね。

どこが黒地で、どこが白地か
塗り分けてみましょう。

右上左下 が黒地、
左上右下 が白地です。
なんか文字で書くとややこしいですね・・・

じゃあ地の数を数えてみましょう。

黒は、右上が11、左下が12なので、
11 + 12 = 23目。

白は、左上も右下も12目ずつなので、
12 + 12 = 24目。

これにコミの6.5目を足すと、白は30.5目。
なので、
白30.5 – 黒23 = 白の6目半勝ち
となります。


じゃあ、次の1つは・・・
問題にしてみます!

この記事の一番最後に答えを書くので、
ゆっくり考えてみてください。

対局2

一つだけヒントです。

地の中にある自分の石は、陣地として数えません。
あくまで、碁盤の線の交点が見えているところ
数えてください。

黒白それぞれの地を数えて、
コミを考慮して、
どっちがどれくらい勝ったか考えてみてください〜。

おさらい

今回のおさらいをしておきましょう。

ルール2は、
陣地の大きいほうが勝ち
です。

・陣地のことを地(じ)という
・地の大きさ=碁盤の線の交点の数
・白には6目半のコミが与えられる

以上です。
地の数え方はバッチリでしょうか?

次回は、3つめのルールを解説しますね。
ではでは〜。


対局2の答え

答えは、白の6目半勝ち、です。


盤面のそれぞれの地を塗り分けると、

こうなりますね。

で、地として数えるべきところは・・・

ヒントで言ったように、
白地の中に白石が1つあるのは、
地として数えないわけです。

これを数えると、ちょうど黒も白も28目です。
盤面では引き分けなんですね〜。

つまり、ここから白にコミの6目半を足すので、
その分、白が勝っているということですね。

つまり、白の6目半勝ちです。


実際の対局では、もう少し地を数えやすく整えるために
整地(せいち)」をしたりします。

またそれも今後解説していきますね〜。

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