第43期名人戦 挑戦手合第6局 井山裕太名人 vs 張栩九段

こんにちはー。くまぽろです。

遅くなってしまいましたが、

10/22(月)〜23(火)に行われた
名人戦挑戦手合第6局について
棋譜や感想をまとめました〜。
 
 

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第6局は

さて、第6局の舞台は静岡県熱海市にある
「あたみ石亭」という旅館でした。

各地のファンにとっては
地元開催は嬉しいと思いますが、

対局者2人は毎週いろんなところに行かなきゃで
けっこう大変ですよね〜。
 
 
今回のあたみ石亭さんも
放送で紹介されていましたが、

お庭が特に風情があってすごく良かったです!
 
 

こちらが正面玄関。


ロビー。床が輝いてます。


お庭。石亭の名のとおり、
石で造られていてとても趣がある。

この写真の真ん中の大きな石を起点に
お庭の道などを作っていき、
そのあとに点在するお部屋を建てていったらしいです。

見えていないけれど、地下の厚みもおそらく1m以上。
これこそまさに要石(かなめいし)!
 
 

夕方明かりが灯ってくるとまた一段ときれい。
 
 
ここは棋士の方々にも
特に人気の高いお宿みたいです。

すてきですね〜。
 
 
さて、戦績としては井山さんの3勝2敗なので
引き続き張栩さんのカド番で迎える第6局。

では棋譜を見ていきましょ〜。
 
 

棋譜

黒:張栩九段
白:井山裕太名人

持ち時間は8時間。残り10分から秒読みです。

棋譜にはニコニコ生放送でのプロ棋士の解説を元に、
コメントをつけています。

※ちなみに、今回は生放送をあとから視聴していたら
途中で期限が切れてしまったので、
終盤は解説が薄めです。ご了承ください。

 
 

 

 

くまぽろ感想

ついにタイまで来てしまいました!
張栩さんおめでとうございます!

二人の対局が最終局まで見られるなんて
嬉しいかぎりです♪
 
 
今回は序盤がちょっとマネ碁みたいな展開で
おもしろかったのですが、

同日に別の場所で行われていた
河野臨(こうの りん)九段と
大西竜平(おおにし りゅうへい)三段の対局が、

途中までかなり似た進行だったようです。

張栩さんと河野臨さんがいっしょに研究した
形なのかも、という話が出ていました。
 
 
この対局は序盤少し黒持ちになってから、
ずっと流れが黒側にあったように思います。

最終的な決め手はおそらく
黒125手目から白3子をもぎとれたところ。
ここで黒勝勢となったようです。

白はそこらへんもう少しがんばりどころが
あったんでしょうかね?
 
 
終盤の中央のコウも
張栩さんがじっくり時間を使って
無難に切り抜けた感じがしました。
 
 
井山さんは天元戦・王座戦もはじまってしまって
張栩さんにちょっと流れが来ていますが、

最終局は二人とも応援して
どちらが勝つのかドキドキしながら見たいと思います!
 
 

囲碁めし

おまけの囲碁めしのコーナーです。
ではでは、さっそく1日目のお昼から。
 
 
1日目昼食:張栩さん「鴨南蛮」

このシリーズ通して気づいてきましたが、
張栩さん麺類好きですよね?

それとも対局中だから
あまり重すぎないものを食べたいのかな?
 
 
1日目昼食:井山さん「海鮮丼」

井山さんは安定の海鮮。
しかし具だくさんで美味しそうな海鮮丼ですね〜。
 
 
1日目おやつ:張栩さん「柿」

秋ですね〜。わたしも柿大好きです。
お皿もかわいいですね。
 
 
1日目おやつ:井山さん「メロン」

対する井山さんはメロン。

メロンも美味しいけれど、わたしとしては
おやつは張栩さん持ちです!
 
 
2日目昼食:張栩さん「鴨南蛮」

なんと2日連続の鴨南蛮。
気に入ったのかな…(・ρ・)
 
 
2日目昼食:井山さん「鴨せいろ」

触発されて気になってしまったのか、
井山さんも鴨せいろ。
 
 
2日目おやつ:両者「フルーツ盛り合わせ」

朝日新聞のサイトより引用)

2日目は間をとって
メロンと柿とぶどうの盛り合わせ。
 
 
以上、書いているとおなかがへってくる
囲碁めしのコーナーでした〜。
 
 

次は

ついに次は最終局です…!

第7局は、11/1(木)〜2(金)に
静岡県河津町にある「今井荘」にて行われます。

お互いに全力を出し切ってほしいですね。
 
 
いまのところ書けていませんが、
天元戦、王座戦についても
まとめ書けたらいいなと思っています。

少し時間はかかると思いますが、
自分の勉強にもなるのでがんばります(`・ω・´)

それでは、また〜。