こんにちはー。くまぽろです。
今日(2018/2/7)は
LG杯決勝戦第2局!
日本の井山九段は
第1局を負けてしまいましたが、
この2局目は勝ってほしいですね!
大盤解説会に行ってきました
とっても注目の一戦だったので、
日本棋院でやっている解説会に行ってきました〜。
解説:高尾紳路(たかお しんじ)先生、
聞き手:吉原由香里(よしはら ゆかり)先生、
(ヒカルの碁の監修をしていた方です)
PCでの大盤操作:寺山怜(てらやま れい)先生
という豪華な面々による解説会です。
わ〜。ぱちぱちぱち。
会場満員で周りで立って見ている方も
かなりいました。
「この手にはこういう狙いがあって…」
とか
「もし次にこう打ったとすると…」
とか、
解説聞くと、今の局面を
どう見ればいいのかわかって楽しいです。
ていうか、解説ないと
「なんだなんだ?
あっちもこっちもどうなってるの?」
ってなりますよね、普通は。笑
ではでは、棋譜を見ていきましょ〜。
棋譜とコメント
せっかく解説を聞いていたので、
なるべく級の方にも状況がわかるように
またコメントをつけてみました。
一部わたしの「こうなのかな?」という
疑問なんかも書いてありますが、
そこらへんは読み飛ばしてくださいm(_,_)m
黒:謝爾豪(しゃ じごう)五段
白:井山裕太九段
です。
309手で終局。
白・井山さんの半目勝ちとなりました。
感想
午前中はすっごく白が悪く見えたので、
「これ大盤解説会着くまでに
潰れちゃったりしないよね…?」
という不安すらよぎりましたが、
さすがすぎる井山さん。
なんとか持ちこたえて、
終盤まで形勢が悪かったのに、
持ち時間もなかったのに、
いつのまにか勝負できる形に
持ち込んでいました。
半目勝負とわかった上での
右辺の一線のツケコシの手。
こんな時間もないギリギリの勝負で
そこまで見えるって本当にすごいですね。
これが世界の頂点の対局か〜!と
感動してしまいました。
解説会場もみんなドキドキしながら見守り、
最後は大拍手になりました。
井山さん、まずは1勝!
本当におめでとうございます!!
おわりに
さてさて、
三番勝負の決戦の最終局は
明日2/8ですよ〜!
明日も同じく、
市ヶ谷にある日本棋院で
大盤解説会があるようです。
お時間の許す方は、
見に行かれてはいかがですか〜?
その他ネットで観戦する方も
みんなで応援しましょ〜!
同時に中国で行われていた賀歳杯は
日本の一力遼(いちりき りょう)八段は
決勝進出ならず(T_T)
決勝では、
韓国の朴廷桓(ぱく じょんふぁん)九段が
中国の柯潔(か けつ)九段を倒して
優勝したようです〜。
一力さん、きっと世界トップまで
あともう一歩なんでしょうね。
これからも応援したいと思います!