こんにちはー。くまぽろです。
今日(2018/2/5)は
待ちに待ったLG杯決勝戦!
棋譜と感想をまとめました〜。
LG杯の概要
第22回LG杯朝鮮日報棋王戦の決勝戦が、
東京・市ヶ谷にある日本棋院で行われました。
LG杯は国際棋戦としてメジャーなものの一つで、
主催:朝鮮日報、主管:韓国棋院、協賛:LG
となっています。
つまり、韓国が主催の棋戦ですね。
ルールは日本ルールで、持ち時間は各3時間。
対戦はトーナメント方式で、
決勝戦は三番勝負(先に2勝したら勝ち)です。
今回のLG杯では、
準決勝で日本の井山裕太九段が
世界1位と言われている
中国の柯潔(か けつ)九段を破り、
決勝に進んだことで
めちゃくちゃ期待が高まっています。
主要な世界棋戦で
日本勢が決勝に進むのは、なんと11年ぶり。
2005年に張栩(ちょう う)九段が
LG杯で優勝してからあとは、
ずっと日本勢は中国や韓国に
敵わずにいました…(T . T)
日本ではまぎれもなく最強の井山さんも、
2013年に一手30秒の早碁の
「TVアジア選手権」で優勝しているものの、
持ち時間2時間以上の主要棋戦では
決勝に進出すること自体初めてとなっています。
決勝戦のお相手は、
中国の謝爾豪(しゃ じごう)五段。
まだ19歳です!
ちなみに柯潔さんも20歳。
井山さんは28歳なので国際棋戦では
かなり年長者な感じです〜。
では、棋譜を見ていきましょ〜。
結果は一応棋譜のあとに書きますね!
棋譜
今回は、けっこう最初の方から
「そうやって打つものなの?」
「え、いまそっち打つの?」
とわからないことが多すぎたので、
解説は断念しました。
ご了承ください〜(T . T)
先番・黒が井山九段、白が謝爾豪五段です。
180手をもって井山さんが投了し、
白の謝爾豪五段の中押し勝ちとなりました。
くまぽろの感想
日本棋院で行われていた解説会での話を
又聞きした感じだと、
途中までは黒が少し良いかも?
という形勢だったらしいです。
白は左辺が大きいですが、
黒も右辺の白が一応取れていたので、
「そうなのか〜」と思っていましたが、
中央下寄りの黒が生きたあと、
まだ完全に生きていなかった
中央上寄りの黒一団に白が迫っていって、
「これ大丈夫なのかな?
なんかものすごく怪しい感じがするけど…」
と思って見守っていたら、
突然あっけなく終わってしまった
感じがしました(´;ω;`)
中央の石が生きるには
もう一手入れなきゃいけないけれど、
そうすると右辺の取れてたはずの白と
それを囲んでる黒が
コウ付きの攻め合いになってしまうし、
そもそも攻められてる間に
だいぶ中央に白地ついてしまったし
これはもうだめなんでしょうね…。
最後持ち時間も井山さんはほぼ残ってなくて
謝爾豪さんは50分ほど残っていたので、
時間の使い方もからんでた気がします。
期待を(勝手に)めっちゃふくらませてただけに
けっこう悲しいです…(:3_ヽ)_
でも次こそまず1勝したいですね!
井山さんがんばれ〜!
おわりに
LG杯三番勝負の第2局は2/7です。
また日本棋院で解説会もあるようですよ〜。
それから、今日は
CCTV賀歳杯(がさいはい)という
中国の棋戦でも
日本の一力遼八段が
韓国一位の朴廷桓(ぱく じょんふぁん)九段
と対局がありました。
こちらも残念ながら負けてしまったようです…。
明日は決勝進出をかけて
一力遼八段と中国の柯潔九段が戦います!
注目の棋戦が目白押しですね〜。
日本勢がんばれ〜!